《実施事業について》
市内中学2年生を対象に、各中学校の教室にて“ビリギャル”として著名な小林さやか氏のオンライン講演を実施した。
《講演内容》
○「分かる」を「出来る」に変える。
夢を実現するためには目標を設定し、モチベーションを維持することが大切である。小林氏は周知の通り高校にて成績最下位から、恩師と出会い目標を設定し、1年半モチベーションを保ちながら勉学を続け、慶應大学合格の夢を実現した。その経験談からは、どのような目標を設定し、達成するためにはどのような行動を取るべきか、拝聴できる。
○留学経験を踏まえて
小林氏は留学経験があり、また今後も海外へ勉学に向かう予定である。コロナ禍という鬱屈した状況において開放的な講話を聞くことで、少しでも生徒たちに明るい心の光を与えることができる。
新型コロナウイルスの蔓延により、諸事業をはじめJCI山口にて計画されていた青少年育成事業が中止となった。
学校現場は休校が相次ぎ、通常の教育段階に戻すことに注力され、総合学習など教科外の学習は置き去りになっている状況であった。生徒にとって教科以外の学習はすぐには役立たないかもしれないが、将来の夢を固めたり、一生の思い出となったりと、後々に重要となってくるものである。
他団体がコロナの影響で混乱しているなか、この状況でも学校現場に対して事業が行えるのはJCだけである。コロナ禍においても教科以外の学習を生徒に施し、将来の糧となるものを抱いてもらう必要がある。
《生徒に対して》
教科以外の学習を施し、将来の夢をみつけ叶えるための糧としてもらう。
また、困難な状況においても学校現場に手を施すことにより、生徒を思う大人は家族や教諭だけではないという姿を見せる。
《学校現場に対して》
コロナ禍における混乱によって置き去りになっているオンライン機器を活用してもらい、今後の教育現場に取り入れてもらうきっかけをつくる。
理事長名 金子 賢二
担当者名 真庭 孝雄
〈2020年1月〉講師決定
〈9月〉教育委員会と打ち合わせ
〈10月29日〉
・各中学校とZOOM接続テスト・リハーサル実行
・不登校児童への機会損失を防ぐため、各中学校を通じて対象生徒へZOOM招待メールを送信。
〈11月5日〉
・市内各中学校へJC会員を2~3名ずつ派遣。教諭との連絡、生徒への説明、写真撮影の役を担ってもらった。
・理事長、担当委員長はマスコミ受け入れ先としていた市立秋穂中学校へ赴き、マスコミ対応を行った。
〈講演会タイムスケジュール〉
13:00講師と各教室をZOOM接続
13:30事業開始・理事長挨拶
13:35小林さやか先生による講演会開始
14:55講演終了・担当委員長謝辞
14:57アンケート記入
15:00事業終了
〈目的達成度〉
アンケートにより、「夢を実現する方法を詳しく教えてもらえた」「ワクワクする目標を持つことが大事とわかった」など、学校教育では教授しないライフプランの描き方を著名人から直接教えてもらえたことにより、グローバル視点のみならず生徒の将来に対する考え方に大きく影響を与えることができた。
〈LOMに与えた影響〉
新型コロナウイルスにより対外事業が一切中止となったなかで、唯一実行できた事業である。
コロナ禍であっても出来ることを考えて実行する姿勢をLOMメンバーに見せることで、2021年度の事業構築にも良い影響を与えた。
〈学校現場に与えた影響〉
生徒全体の99%がオンライン講演会について「良かった」と肯定的で、市教育委員会においても今後の参考になったとしたことは、当LOMが市の学校現場へ与えた影響が多大にあったことを指し示すものである。
事業前は教育委員会や教諭のなかでもオンライン形式の授業について前例がなく、出来るかどうか不安な声もあった。
しかしアンケートを見ると、生徒からはほぼ生徒全員がオンライン形式に肯定的で、教諭陣からも案外設定なども簡単であることが分かったとの感想があり、初めてのものに対する不安感を払拭できたのではないかと考える。
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