防府青年会議所は2019年度より、全国有数の漁獲量を誇るハモを活用したまちづくり事業であるハモフェスを開催しています。今年度については、コロナ禍にあって人を集めての事業ではなく、昨年度を踏襲するWEB形態の事業にて開催いたしました。鱧はじめの日である6月の第2日曜日にハモ教室、ハモクイズ動画を配信し、多くの方にハモのシーズンインの意識付けをしました。その後、7月4日から7月25日にかけて、どんな場所でも楽しむ「StayEnjoy」の気持ちで、Instagramを活用したフォトコンテストを実施しました。この企画では、食としてのハモを中心にしつつも、イラストやクラフト等の写真も対象とし、多角度からハモの魅力を楽しみながら主体的に発信することができる事業でありました。また、賞品を防府市のハモを取り扱う料理店やお店で使用できる商品券等とし、地域経済の活性化にも寄与する取り組みもおこないました。
防府市は、防府天満宮をはじめとする歴史的文化のまちというイメージがありますが、食のまちとしてのイメージが出来ていないという課題があり、その課題を解決することで多角度から防府市の魅力を発信することができます。
そのためには、防府市のもつ食の資源を多くの市民が知って、発信することで、全国の方々に防府市のもつ食の魅力を認知していただく必要があります。
そこで、防府市が全国に誇る水揚量を持つハモの魅力を発信する事業であるハモフェスを活用し、防府市やまちづくりに取り組む他団体と協力し、防府市全体を巻き込んでいくことで効果的な発信をおこなう必要があります。
(対外目的)
防府市や関係団体の方々を起点として、防府市の誇る水産資源であるハモの魅力を知っていただく取り組みをおこない、その魅力を家族や知人に発信していただくことで、防府市の食の魅力を知る人の輪を広げることを目的とします。
(対内目的)
他団体とともに防府市の食の魅力を発信するという同じ目的に向かって取り組むことで、他団体の強みが加わり、効果的に運動発信ができることを知っていただくことを目的とします。
理事長名 温品 義仁
担当者名 原田 圭輔
調査により、防府市はハモを利用した「食のまち」というイメージを定着することを防府市の事業計画として盛り込んでいることがわかりました。その中で、防府市の水産資源であるハモを活用した事業であるハモフェスは効果的であると考えました。コロナ禍を鑑み、集まらなくてもハモを知って、好きになって、発信できる形であるフォトコンテストを立案しました。チラシの配布、WEB・SNSでの広報、メンバーの家族・友人への口コミを活用しフォトコンテストの開催の周知を図りました。その後、7月4日から7月25日にかけてフォトコンテストを開催し、ハモの魅力を全国へと発信する活動を実施しました。8月20日に今年度の活動を振り返り、次年度のハモフェスをより良い事業とするため、関係者を集めたクロージングミーティングを開催し、貴重な意見をいただく場とすることができました。
防府市のハモを知って、好きになって、発信することで防府市を食のまちとしてイメージ付けることを目的とした中で、投稿者がフォトコンテストに投稿し、そのフォロワーがリアクションすることで市内に限らず全国へと防府市のハモを波及させることができました。投稿数の目標としては380件としていましたが、結果としては241件に留まりました。数字だけを見ると目標達成したとは必ずしも言えないところですが、フォトコンテストを盛り上げようとフォトコンテストの初日からLOMメンバーが主体的にフォトコンテスト参加者としてハモに関係する写真を数多く上げてくれました。それに呼応するかのようにメンバーの家族や関係者の方の投稿が増えており、メンバーが主体性を持って活動したことで、事業の目的達成に大きな効果をもたらすことができました。
事業の成果として、メンバーが主体的に投稿することで家族や知人を巻き込み投稿数の増加へとつながると考えられます。つまり、メンバー以外にも主体的に行動する人を増やすことで防府市は食のまちであるというイメージの認知の効果を高めることができると考えます。
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