事業
目的達成のため3つのテーマを設定し、県内在住の外部講師3名
の協力により実施
1.現代に生まれた新たな職業で活躍する人から学ぶ
①南山恭兵自宅やイベント会場に出張し魚を捌く、今までにない魚屋のスタイルで支持を集める
【実施内容】
魚捌き実演、講話新しいサービスを生み出す発想力と行動力
②FLOW国指定の難病を抱えながら、eスポーツの世界で活躍。
国内最高峰の大会で優勝経験有
【実施内容】
eスポーツ体験、講話eスポーツの魅力
2.地域で活躍する新たな価値を生み出す人から学ぶ
③半田優希高校卒業と共に海外に渡り、プロサッカー選手として活躍。引退後、地元山口でサッカーを通じたひと・まちづくりを行う
【実施内容】
サッカーレッスン、講話挑戦することの大切さ
3これからの新たな時代を生きるためのキャリアをデザインする
【実施内容】
「自分の好きなこと・得意なこと」について、参加生徒とJC会員でペアワーク
子どもたちが自らの将来を設計するにあたって、彼らを取り巻くその社会環境は、目まぐるしいスピードで変化し続けている。AIをはじめとする技術革新は、仕事という社会生活の基盤を大きく変えようとしており、また、昨年以降の新型コロナウイルスの感染拡大は、従来の仕事や働き方のモデルを塗り替えつつある。そんな今までの常識が常識でなくなってきている今だからこそ、青少年期の段階から、社会的・職業的自立に向けた能力を醸成させ、自分の生き方を主体的にデザインする思考を養成することがより求められる。
加えて、諸外国と比較して、日本の子どもたちは自己肯定感が低いという調査研究が発表されている現状も踏まえ、子どもたちが未来を創造するに際して、多大な影響を及ぼすといっても過言ではない自己肯定感も併せて高める必要がある。
将来に希望を持つことのできる新たな体験の機会を通して、子どもたちの自己肯定感や自信を高め、主体的に自らの未来や新たな価値を創造していく青少年の人財育成を目的とする。
理事長名 金子 賢二
担当者名 野上 宙樹
■事業の調査、立案
・子ども関連の問題貧困・不登校等サポートのため活動している山口市内の各団体に対し、ヒアリング調査を実施
調査結果:対象となる子どもたちは、自己肯定感が低い傾向にあり、その是正方法として、自分の好きや得意な分野を発見させ、その特定分野の興味・能力を伸ばすことにより、自信を持たせることが重要
・好きや得意を仕事にしている人と実際に触れ合うことができる、体験型のキャリア教育支援事業を立案することに決定
・事業目的達成のため、3つのテーマを設定し、各テーマ内容に合致した講師を選定
■実施活動
・ヒアリング調査先のNPO法人に対し、事業協力を依頼
・山口市、山口市教育委員会に対し、後援を依頼
・5月以降、ヒアリング調査先を中心に参加生徒の募集を開始
6月以降、山口市内の各中学校・学習塾等へ参加募集枠を拡大
・各講師と事業に向けた打ち合わせを随時実施
・事業終了後、参加生徒にアンケート実施
事業終了後、参加生徒に実施したアンケート中、「自分の未来・将来のことを今後積極的に考えてみようと思いましたか?」の問いに対し、「思った」と回答した者が約6割。「どちらでもない」と回答した者(約3割)の理由には、「まだ考えていない、迷っている、決まっていない」と中学生年代の子どもたちの正直な意見が並んだ。
一方で、本事業に対する参加生徒の満足度1日目・2日目ともに80%以上を達成は高く、子どもたちが未来を創造するきっかけを作るという点においては、一定の成果は出すことができた。
事業がLOMに与えた影響としては、新規事業として企画立案した本事業であったが、次年度においても、実施内容は当然変更するものの、キャリア教育という大きな枠組みを維持したまま「ミライクリエイトキャンプ」の名称での事業継続が予定されている。
高校進学もしくは就職という人生最初の大きな選択をすることになる年代である中学生へのキャリア教育にあたり、子どもたちの身近にはいない新しいタイプの職業の方を引き合わすことが出来るのは、青年会議所の強みといわれる様々なネットワークが我々にあるから。パラレルキャリアという考え方が今後より広まってくることを念頭に置くと、自分の武器となる強みを、青少年期から認識させ、伸ばしていくことが重要となっていく。
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