全事業をZOOM開催とし、参加者13名を違う学年ごと5チームに分けて、各チームにファシリテーター・サブファシリテーターとして、JCメンバーを入れて、目的達成へ導く役割与えました。
1日目「オープニング」は参加者に、事業のスケジュール、趣旨説明、本事業の目的を伝え、意欲や学びの姿勢を養い、事業の楽しさを伝えました。
2日目「国際交流プログラム」は午前中より、現地オーストラリアについて事前学習とZOOMの使い方を学び、オンライン旅行の準備をしました。午後からはオーストラリアのタスマニア、メルボルン2都市にオンライン旅行に出かけ、現地の街並みや文化を実際に体験しました。
3日目「クロージング」は防府市長に御挨拶をいただき、オンライン旅行で体験した事を「こども国際交流提言」として、国際交流の大切さと、自身のまちについて考えを、出席いただいた防府市地域振興課課長北村様に対して発表しました。
教育委員会及び教育関係者へのヒアリングの結果、防府市の青少年は国際交流や異文化交流などの機会が少ないことが分かった。このままでは多様な価値観や、異なる文化を背景に持つ人との共存ができなくなる恐れがある。グローバル化が進む社会では、環境問題などの世界的課題に対応できる寛容な精神と、自国について自身の確立した考えが求められる。以上のことから、青少年のうちに、グローバル化社会の中で強く生き抜く人財へ育成が必要である。
将来、世界で活躍する為、“多様な価値観や異文化を背景に持つ人を受け入れる寛容な精神を育む”と共に、“他国を知り、改めて自分の国の良さ、住んでいるまちの魅力に気づき、自国について自分自身の考えを確立できるよう育む”ことで、グローバル化社会で強く生き抜く人財を目指す。
理事長名 温品 義仁
担当者名 重田 彰吾
【事業の調査】
行政、教育関係者へヒアリングし、教育の一助となるように背景・目的を構築しました。コロナ禍でも開催できる手法として、「オンライン旅行」を調査しました。
【立案】
教育委員会へ現状のオンライン授業などの状況を相談し、防府市ではオンライン授業の実績が無いに等しかったので、モデルケースとして実施を決めました。
【事業構築】
オンライン旅行にいくだけでは達成できないと考え、事前学習や国際交流提言などを盛り込み、事業を構築しました。
【実施活動】
LOM内説明会を行い、事業目的、指導方法等について共有しました。またファシリテーター研修会を行い、参加者とのWEBでの接し方や指導の仕方、導き方を学びました。教育委員会にご協力いただき、対象小学生にチラシを配布し、参加者の動員を図り、前日までリハーサルを重ねて事業に臨みました。
【事業後の活動】
各関係者に御礼文、参加者の感想を取りまとめました。
参加者の作成した“こども国際交流提言”の内容から、グローバル化社会で強く生き抜く人財を育成する事が出来たと考えます。
参加者が外国の良い所を自身の防府のまちに重ね、発表した姿は、本事業の目指した姿でした。保護者のヒアリング結果においても本事業への理解、賛同を得る事ができ、国際交流の大切さ、こども達が広い視野で学びを得る貴重な体験に感謝をいただきました。
防府市教育委員会においても、新しい国際交流の形であり、これからの教育の参考にできる事業だった。これからの教育現場の1つのモデルになったと感想をいただきました。本事業を通じて、防府市をはじめ、多くの方に私たちの活動に関心を寄せていただき、また良い影響が与える事ができました。参加者が将来、世界に羽ばたき、活躍する大人になれるような、希望を与える事業でした。
本事業はまちづくりへの参画にも寄与出来ると考えています。国際交流への関心を高めるだけでなく市民一人ひとりがまちに対して、考えを持つ機会を提供出来ます。行政との連携を深める事でより効果的な事業とする事が可能と考えます。グローバル社会で強く生きる力とは何なのか事業目的をより深く考察する事でプログラムを精査していき防府だけでなく、より多くの人に影響を与えていく為、協働を目指してまいります。
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