使用させてもらう会場に感謝の気持ちを込めて清掃を行い山陽小野田市内12校の小学6年生505名を対象とし和紙に家族や友達、スポーツ少年団でお世話になった監督への感謝の気持ち、または将来の夢などを自由に書いてもらい、加工したペットボトルに入れて、初の試みとなりますが、同市内の観光資源であるきららビーチ焼野を約55000個のイルミネーションで装飾し点灯しました。また、医療従事者への感謝の気持ちも込めてLEDの色を青を基調とし表現しました。
2020年度は新型コロナウィルスの世界的蔓延に伴い日本はおろか山陽小野田市にまで影響を及ぼし、これらは経済の流れを止め、まちの活性化に打撃を与えるだけでなく、未来ある児童たちの学校行事を中止や延期にし、登校の自粛しなければいけない事態を招きました。
そこで私たち青年会議所は小学校生活6年間の集大成となる6年生にスポットをあて様々な制限がされたこの年を大人になっても忘れて欲しくない、そして感謝すること、それを伝える大切さも忘れて欲しくありませんでした。暗いニュースが飛び交う現在だからこそ、まちに明るい話題を発信しなければいけません。
また年々問題となっている人口の流出も大きな課題となっており、少子高齢化が進むなかで若い世代にまちの魅力を伝えていくべく計画しました。
新型コロナウィルスの流行により、まちのイベントや学校行事が延期や中止となるなどの影響がでており、学生たちの思い出となる貴重な時間が失われ、このままでは青少年の健全育成にも影響がでると考えました。
義務教育の過程の中で経験する行事や同世代との交流の機会はひととして多くの事を学ぶことができ、大きく成長することができます。
そこで、理解力が高まり、一年後には次のステージに進む小学6年生に思い出を育む機会を作ると共に住んでいるまちの魅力を伝えて青少年の健全育成に務めます。
理事長名 滝 将彦
担当者名 池田 耕己
まず事業を計画するにあたり会場であるきららビーチ焼野の使用許可の申請を県土木事務所に行い、LEDライトの設置の可否を伺いました。今まで前例がないと言うことで管理下の県土木事務所から1ヶ月程度返答を待ち、許可とお返事をいただきました。
次に教育委員会に小学校の学校行事の変更点と6年生が何名いるかを調査し、コロナ過でどこまで協力してもらえるかを市内12校の校長先生に(校長会がコロナのため急遽中止となったため)こちらの計画案を伝え確認とお願いをしました。学校の方から児童のご家族にも書面にて案内してもらいました。そして会場の使用許可と12校の協力を得る事ができ、児童に書き込んでもらう和紙と事業の説明文を持参し、委員会で各学校を訪問し児童に説明させていただきました。書いてもらった和紙を会員で加工したペットボトルにいれ会場に設置したLEDで来賓をまねき点灯式を行い点灯しました。
普段は数名しか見受けられない場所ですが、協力してくれた12校の児童もご家族やスポ少のチームとして作成したメッセージを見にきていただきました。そして市内外を問わず多くの一般市民の方が来場して下さり、海岸沿いをLEDで照らすという珍しさもありメディアのみならず、多くのカメラファンの方々も撮影に来ていただき、撮った写真をSNSに載せて下さり山陽小野田市を多方面に発信することができました。
また、コロナ禍で2020年度の事業が中止になる中、青年会議所としてまちの為に実施したことでコロナ禍でも活動に対する意欲を掻き立てる事ができ、会員全員が一丸となって事業に取り組む事ができました。そして一般参加者の方の歓声や感謝の言葉をもらえる事で、青年会議所活動ができる喜びを改めて再確認することができました。
事業初日には点灯式として式典を行い、市長をはじめとする行政関係者を招きましたが事業終了後には市の方で継続させてほしいと打診がありました。このことから、同市の観光資源の魅力発信はこれからも必要であり、私たち青年会議所の活動がまちの活性化や青少年の健全育成につながっていると考えます。
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